ふれあい遊び・回転イス。

2017年もスタートして、はや1か月が過ぎようとしています。
みつばちの子どもたちは今年も元気いっぱい身体を動かして遊んでいます♪
今回はムーブメントの中の『ふれあい遊び』と『回転イス』をご紹介します。

 

◎ふれあい遊び
午前クラスは、先生と2人で。午後クラスは、先生やお友だちと一緒に行います。

 

スペースマットを敷いてその上にゴロンと寝転んで始めます。
足裏、足首から頭まで少し力を入れて優しくにぎってマッサージしていきます。
ゆっくり、そして力を入れて握る。そうすることで、足・足首・ふくらはぎなど身体の細かい部分や末端を感じることができ、身体部位への意識も高まります。

 

そして、次は足を持って曲げ伸ばし。
両足同時に曲げてみたり、片足ずつ動かしてみたり、だんだんスピードをあげ自転車こぎのように動かすと、顔がほころんだり、口元がギュッとしまったり、表情も少しずつ変化してきます。
そんな様子を見ていると、身体と心が連動していることも感じます。

 

ほかにも、先生の指先で、とことこ足からおなか、脇や首までのぼり、最後に~・・・・
先:「こちょこちょ~☆」(笑) と、くすぐると
子:「きゃははは~☆☆☆」(爆) と、歓喜のような笑い声が響き渡ります。
もっとしてほしい‼!と言わんばかりに、わくわく感溢れる様子で待っている表情がとてもかわいいです♪

 

午後クラスではお友だちと、『ぎっこんばったん』をしたり、マットを体に巻き付けてコロコロ転がしたり、マットの上に乗りソリのように引っ張って、順番に役割交代をして楽しんでいます。
こうした活動の中でスキンシップをしながら他者意識を高め、信頼感、帰属意識につなげる工夫をたくさん取り入れてます。
もちろん身体づくりは欠かしません!!

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◎回転イス
れんらくノートなどで『回転イス』とお伝えしていますが、どんなことをしているのかを少しご紹介します。
くるくる回るイスに座り、先生が10回くるくる回します。(ひとりひとりに合わせた回転数があるのですが、この日は10回と決めて行いました。)
午前クラスでは座って10回回したり、部屋の端から端までビュ~~ン!と押して進んだりします。
座って回ることも多いですが、最近ではうつぶせに乗り、飛行機のように手を伸ばして回ったりしています。
午後クラスでは、自分で何回回るか、回すスピードはどうするか、自分で決めて先生に伝えます。
①10回回ったあと、②スペースマットで作った真っ直ぐの道を進み、③壁の的にビーンズバッグをくっつけに行く、といった活動をしました。
回転することで、前庭感覚に働きかけ、バランス感覚や平衡感覚が養われ、体の中心軸が整います。

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今回ご紹介した上記の内容
『ふれあい遊び』は、固有受容感覚・触覚
『回転イス』は、前庭感覚
と、それぞれ子どもの発達にとても大事な感覚機能に働きかけています。

 

このように、ひとつひとつの活動にねらいや目的を持って取り組むことを大切にしています。
これからも、他の活動も少しずつ紹介していきたいと思います♪

 

寒い日が続き、インフルエンザも流行ってきているそうです。
手洗い、うがいをしっかりして元気にみつばちに来てくれるのを待っています♪