爽やかな風の中にも、どこか湿度を含んだような梅雨の気配を感じる季節になりました。
たんぽぽの子どもたちは、そんな空気はなんのその!
それぞれが、活発さを発揮し、快活さがあふれています(*^-^*)✨
お友だちとの遊びも盛んです♫
新年度当初は、お互いに伝え合う方法を模索し、うまく伝えられないもどかしさを見せる場面もありました。
しかし、今では、誘い合ったり、交代や貸し借りなどのやりとりも多くなり、自己意識・他者意識の育ちを伴いながら確かな成長がみられます(^^♪
また、絵画・製作等の活動では、イメージを生かした作品づくりに夢中で取り組む姿がみられます(^O^)
今回は、工作についてお伝えします♫
6月3日(月)~6月8日(土)までは、傘とてるてる坊主づくりをしました☔
はじめに、傘づくりをご紹介します♪
【傘】
まず、傘からしたたり落ちる雨を、水色の太糸で表現しました。
傘の下部にある4つの穴に太糸を通します。
径6㎜の穴への糸通しは、かなりの集中力を要します!!
糸を持つ指先の微細な動きは、目と手の協応(目:穴を見ながら、手:糸を通していく)や、協調運動(両手で違う力加減の動き:片手は紙を持ち続ける、片手は穴に糸を通そうとする)につながります(*^-^*)
“通したぁ~!!”と思った途端、スルスル抜け落ちる時もあります。
その時は、〖工夫〗という各自の趣向を凝らして、
軽く結んでみたり、
縫うように隣の穴へ糸を通したり、
クルクルと同じ穴に2回巻きつけたり…
幾通りもの通し方・止め方がみられました♪
傘の模様は、シールを貼ったり色鉛筆で描いたり…その時の表情は真剣そのもの!
最後に傘の柄を裏面に貼って完成です(^O^)♡
次は、てるてる坊主の紹介です♪
【てるてる坊主】
てるてる坊主の衣服は、ビニールテープ2色(4枚)を指先で裂きました。
大きく裂く子、細かく裂く子、作業はいろいろですが、指先の力加減に加え、裂きやすくする方法を見つけるなど、手慣れてくるとスムーズに行っていました(^_^)v
最後に、各自で顔を描いてお気に入りの表情に仕上げました(*^-^*)
傘とてるてる坊主は、「ここに貼りたい!」と言いながらそれぞれが自分で場所を決めて壁面に掲示しました♡
“作品をみんなに見てほしい”という思いの出現です(^O^)
それは、物を介して“自分”の存在を認めてもらう満足感となっているのではないでしょうか(^^♡
これからも、季節感を取り入れつつ、子どもたちそれぞれの“自己表現”の場として、いろいろな工作に取り組んでまいります♫
担当:道子