5月支援会議「避難経路の確認」

朝晩は涼しく、日中は気温が上がる日が続く様になりました。
室内でも熱中症に気をつけて、水分補給はこまめに行いましょう。

 

 

 

 

さて、今回はたんぽぽの支援会議の内容をご紹介します。
今回は「火災」「地震」「風水害」の避難経路を実際に歩き、検証することを行いました。
当日は雲一つない晴天で、とっても暑かったです(--;)

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大人の足で何分かかるか避難場所まで歩き、一旦事業所に戻って、地図上や頭の中だけでは見つけられなかった危険個所や注意が必要なことなどを検証しました。
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実際に歩くと・・・
・子どもたちを連れての避難場所には遠すぎる・・・
・瓦が落ちて来ないか?
・洪水の場合、橋は渡れないんじゃないか?
などなど、様々な意見があり、避難場所を再検討することに。。。

 

 

 

 

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すぐ近くに免許更新センターや、立体駐車場があるので、親御さんにもお伝えしやすい為、避難場所の一つとすることにしました。

 

次回は実際に火災や地震を想定しての、避難訓練を行う予定です。
その様子もお伝えさせていただきます。
たんぽぽだけでなく、こども療育センターでは消化訓練、避難訓練を行い、万が一に備えています。
安心して療育に通っていただけるよう、今後も定期的に訓練を行っていきます。

 

障害者アート展のご紹介

日頃よりこども療育センターの療育活動に、ご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。

 

さて、先日兵庫県立美術館で開催されました第12回兵庫県障害者芸術文化祭美術工芸作品公募展において優秀な成績を納められた作品を、兵庫県庁3号館5階の議長・副議長応接室で「障害者アート展」として展示されるとのことです。

 

アート展開催期間中は普段は入ることのできない議長・副議長応接室も一般開放さているそうですよ~
皆様お誘い合わせのうえ、行かれてはいかがでしょうか?

アート展議事室

 

 

ご卒園、ご進級おめでとうございます

3月も終わりを迎え、いよいよ各曜日のお友だちと過ごすのも残りわずかとなりました。
改めまして、ご卒園、ご進級おめでとうございます!

 

 

 

利用当初は泣いて登所していた子も、いつの間にか泣かずに身支度を自分で行うようになり、伝えたいことが言えず先に手が出ていた子が、気持ちを言葉で伝えられるようになり、そして、友だちと一緒に遊ぶことを楽しいと感じられるようになったりと、心身共に大きな成長を感じます。これも、保護者の方のご尽力とご協力があってのことと感謝しております。
日々のご協力、こども療育センターに対するご理解をありがとうございます。

 

 

 

たんぽぽは4月から新しいお友だちと一緒に、楽しみながら「できた!」を沢山つくります。それを自信につなげ、自信溢れる「できた!!」に変化させていきます。
また、自尊心が高まるよう、ひとりひとりのお子さんに合わせ、それぞれの心に寄り添った療育に努めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

3月支援会議の様子

少しづつ暖かい日が続く様になりました。
もう春ですね~。

 

さて、今回は月に一度の支援会議の様子をご紹介します。
支援会議では、こども療育センター内での決定事項の連絡、外部研修に参加した先生からの研修報告にプラスして、「発達障がいについて」、「ABA(応用行動分析)について」、「観察・記録を書く時の注意点について」その他、職員向けにさまざまな勉強会や、利用者の支援についてなど、職員のスキルアップや関わり方の統一化を目的とした勉強会を行っています。

 

たんぽぽの3月の支援会議は、こども療育センターの療育の柱としている「ムーブメント療育・療法」の実践を行いました。
ムーブメントは、ムーブメントリーダーが当日利用されるお子さんの発達段階や、課題に沿った内容のプログラムを考え、遊具やピアノを使いながらリードして行います。

 

今回は、普段ムーブメントリーダーを行っていない先生にはリーダー&サポートの先生役を、そして普段リーダーを行っている先生には子ども役をしてもらいました。
サポート役の先生はプログラムの内容を確認し、どこで誰がどんなサポートが必要かを事前に打ち合わせをします。

 

 

さあ、始まりました!
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ムーブメントで使うタンバリンを勝手に叩いて持ち歩いたり・・・
後ろにお友だちがいても、急に走り出す子がいたり・・・
部屋の隅で座って動かない子がいたり・・・

 

 

 

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「ムーブメント中はピアノは触りません」というお約束があるのですが、お構いなしに触りに行ったり・・・
お話をしている先生にずーと話しかけたり・・・
様子を伺って下駄箱の前で見守っている子がいたり・・・

 

 

 

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ムーブメントの最後はみんなが大好きなパラシュート!
止まってしまう子がいたり・・・
無理やり引っ張ろうとする子がいたり・・・
子ども役の先生たちは「た~のし~い♫」と、子どもになりきっていました^^

 

 

 

ふり返りの時間、子ども役をした先生から、
「この時、こんな声かけをしてもらったから、やってみようとムーブメントに入ろうと思った」
「あの時、本当はムーブメントに入りたかったけど、入るきっかけがなくて、入れなかった」
「一緒にやろう!って声をかけてくれたのが嬉しかった」
「ゆっくり歩くから速く走るように変わった時に、速いテンポの違った曲に変わったから動きやすかった」など、子どもたちの気持ちに共感ができたという声が多々ありました。

 

 

ムーブメントリーダーをした先生方は、
「リーダーとして前から見ると、全体を見ることができて、いつもは後ろから見ていて気付かなかったことが沢山あった」
「子どもの様子に気付いた時に、サポートの先生がサッと動いてくれて進行が止まらなかったので有難かった」
「間の取り方が難しかった」
「子どもへの興味の促し方が難しかった」他にもたくさん気付いたことがありました。

 

気付きは成長の第一歩!
今後も支援会議の内容を紹介していこうと思います^^

 

 

 

 

 

 

防火訓練

梅雨に入り、ジメジメした日が続きますね。
こども療育センターでは、伊丹市東消防署 神津出張所の方にご協力頂き、3事業所合同での防火訓練を行いました。
みつばちにて「通報訓練」「誘導訓練」、神津出張所へ移動し「消化訓練」を行いました。
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確認事項などの説明を受け、実際に火の元発見から避難までを訓練しました。

 

 

 

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そして、シーツを使って煙の動きについて説明していただきました。
風がない場所では煙は垂直に上がり、天井に当たると横へ移動する。
そのまま下へゆっくり降りて来る。
逃げる時にはハンカチや手または着ている服で口を押さえ、身体を低くして移動する。

 

シーツの代わりにパラシュートを使って、子どもたちにくぐってもらうなど、ムーブメントの中に取り入れたいと思いました!

 

 

 

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その後、神津出張所へ移動し消火訓練を行いました。消火器が進化していたり、定期的に訓練することの大切さを実感した訓練でした。

 

 

今後もこども療育センター内でしっかりと対策し、定期的に確認していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

褒めるということ

こんにちは。
桜も散り、ゴールデンウィーク!
連休はたんぽぽの子どもたちに会えないことを寂しく思いますが、お休み明けには
みんながどんな遊びをしたのか、誰と過ごしたのかなど、素敵な話を聞かせてもらえることを
楽しみにしています♪

 

 

さて、表題にもあるように "褒める"="勇気づける" について少しお話させていただきます。
送り迎えの時間などで親御さんとお話をさせていただくときに
「どんな小さなことでもいいので、褒めてあげてください」とよくお伝えしております。
が・・・

 

 

 

母「褒めてはいるんですけど、どうやって褒めたらいいですか?」
「褒めるってことは、褒める側が上から目線ではないですか?」
「そんなこと(当たり前のこと)まで褒めないといけないんですか?」
などなど、様々な声が寄せられます。

 

 

そうですよね、褒めるってどういうことでしょう。
また、具体的にどうしたらいいのでしょうか。

 

 

 

私たちが思っている "褒める" とは・・・
一言で言うと『可能性をひろげる』

 

上から目線でも、しらじらしく装うことでもありません!!
子どもの何気ない行動や言葉から、褒めポイントをどれだけ見つけることが出来るかだと思っています。

私たちが当たり前と思っていることでも、実は子どもは、とーーーっても!!頑張っていることが
日常の中にいっぱいあるんです。
子どもの言動を360度360回転から視ることが出来ると、子どもの素晴らしい姿をたくさん感じることができるんです。
そして、感じたことを言葉にして現わさずにはいられなくなっちゃうこともしばしば。
その自然に出る言葉が、子どもを"褒める"ことになり、また子どもを"勇気づけ"ていることになっているのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

それでは、具体的にどんな褒め方があるかもお伝えします。

 

 

 

・「上手にできたね~」と褒めることも、もちろんOKですが、
→「よく見て(ハサミで)上手にまっすぐ切れたね」「気をつけてゆっくり歩いて行けたね」など、何が上手にできたのかを具体的に!
・「よく頑張ったね」よりは、
→「お友だちと仲良くできたね」「イヤなことを嫌だと言えたね」「お約束守れたね」など、何を頑張ったのかを具体的に!

具体的に伝えることで、子どももわかりやすく「これでいいんだ!」と思います。

 

 

 

・片づけたくない、もっと遊びたい!と言う時、
→「じゃあ、時計の針が“1”になったら片づけるか、“2”になったら片づけるか、どっちがいい?」と選択肢を与えます。「“4”でする!」な~んて選択肢に無いことを言うこともありますよね~。
そんな時たんぽぽでは「そうだよね、“4”まで遊びたかったよね。わかるよ。」と一旦気持ちを汲み取り、「じゃあ、時計の針が“1か“2”なら、どっちになったらお片付けする?」と繰り返します。数回繰り返し「〇〇君が決められないなら、先生が決めてもいいよ、1にしようかな~?」など伝えると「ダメ~“2”でやる!」と結果的に選択できたことなり、その時に「すごいじゃん!1か2か選べたね!さっすが〇〇君!」とスキンシップを入れながら一緒に喜ぶと、とってもいい顔や照れた顔をします☆
そうなんです、選べたことを認めるんです!「え?そんなことで??」と思われるかもしれませんがそういった小さなことが、しっかり観ているよ、聴いているよと子どもに伝わっているんです。

 

 

 

 

もちろん、親御さんは一日中一緒にいて、イライラすることもありますし、いつもそんな風に言えないとおっしゃるのもわかります。
なので、 “できる時”  でいいんです♪
私たちこども療育センターでは、親御さんの心のケアにも力を入れています。
子どもが安心し、心豊かに育つには、お父さん、お母さんの笑顔が欠かせないからです。
お父さん、お母さんの言動や気持ちに子どもたちはとても敏感です。

 

 

 

こども療育センターでは、いよいよ今年もペアレントトレーニングが始まります。
毎年たくさんの親御さんにご参加いただいております。親御さんの熱心な姿からは、子どもを思う気持ちがとてもよく伝わってきます。
上記で少し例をあげさせていただきましたが、こういった子どもとの関わり方についてや、ABA(応用行動分析学)についてなど、幅広く1年を通して4回に分けてペアレントトレーニングを行っています。昨年参加された方も、一度も参加されてない方も、ご都合があいましたらぜひご参加ください。

 

 

 

子どものにために何をしたらいいか、子どものために何ができるか、一緒に考えませんか。