3月支援会議の様子

少しづつ暖かい日が続く様になりました。
もう春ですね~。

 

さて、今回は月に一度の支援会議の様子をご紹介します。
支援会議では、こども療育センター内での決定事項の連絡、外部研修に参加した先生からの研修報告にプラスして、「発達障がいについて」、「ABA(応用行動分析)について」、「観察・記録を書く時の注意点について」その他、職員向けにさまざまな勉強会や、利用者の支援についてなど、職員のスキルアップや関わり方の統一化を目的とした勉強会を行っています。

 

たんぽぽの3月の支援会議は、こども療育センターの療育の柱としている「ムーブメント療育・療法」の実践を行いました。
ムーブメントは、ムーブメントリーダーが当日利用されるお子さんの発達段階や、課題に沿った内容のプログラムを考え、遊具やピアノを使いながらリードして行います。

 

今回は、普段ムーブメントリーダーを行っていない先生にはリーダー&サポートの先生役を、そして普段リーダーを行っている先生には子ども役をしてもらいました。
サポート役の先生はプログラムの内容を確認し、どこで誰がどんなサポートが必要かを事前に打ち合わせをします。

 

 

さあ、始まりました!
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ムーブメントで使うタンバリンを勝手に叩いて持ち歩いたり・・・
後ろにお友だちがいても、急に走り出す子がいたり・・・
部屋の隅で座って動かない子がいたり・・・

 

 

 

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「ムーブメント中はピアノは触りません」というお約束があるのですが、お構いなしに触りに行ったり・・・
お話をしている先生にずーと話しかけたり・・・
様子を伺って下駄箱の前で見守っている子がいたり・・・

 

 

 

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ムーブメントの最後はみんなが大好きなパラシュート!
止まってしまう子がいたり・・・
無理やり引っ張ろうとする子がいたり・・・
子ども役の先生たちは「た~のし~い♫」と、子どもになりきっていました^^

 

 

 

ふり返りの時間、子ども役をした先生から、
「この時、こんな声かけをしてもらったから、やってみようとムーブメントに入ろうと思った」
「あの時、本当はムーブメントに入りたかったけど、入るきっかけがなくて、入れなかった」
「一緒にやろう!って声をかけてくれたのが嬉しかった」
「ゆっくり歩くから速く走るように変わった時に、速いテンポの違った曲に変わったから動きやすかった」など、子どもたちの気持ちに共感ができたという声が多々ありました。

 

 

ムーブメントリーダーをした先生方は、
「リーダーとして前から見ると、全体を見ることができて、いつもは後ろから見ていて気付かなかったことが沢山あった」
「子どもの様子に気付いた時に、サポートの先生がサッと動いてくれて進行が止まらなかったので有難かった」
「間の取り方が難しかった」
「子どもへの興味の促し方が難しかった」他にもたくさん気付いたことがありました。

 

気付きは成長の第一歩!
今後も支援会議の内容を紹介していこうと思います^^