避難訓練

まぶしい陽ざしに初夏の訪れを感じるようになりました。

朝晩は涼しい日もあり、気温差が大きくなりやすい頃でもありますので、体調管理には気をつけていきましょう!(^^)!

 

☆たんぽぽAiで行った避難訓練の様子をお伝えします☆

 

最初に打ち合わせを行いました。

今回は療育中に事務所の電気配線から起きた火事を想定し、子ども役も含めて各々の役割を決めました。

消火器で火元を消火する「初期消火係」、119番通報する「通報係」、周囲に火事を知らせる「周知係」、子どもたちを誘導する「誘導係」、そして療育中の「子ども役」。

そして、出火場所を避け廊下から玄関に出る経路を確認し、救急セットや個別連絡先のファイルなどは誰が持ち出すのか話し合いました。

また、避難する際に、屋内ではハンカチ等を鼻と口に当て煙を吸わないように姿勢を低くする指示をだす、屋外では火災場所から離れた経路を通って避難することを確認しました。

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そして、いざ訓練開始です!!

避難途中に転ぶ子ども役もいましたが、全員無事に避難場所である三軒寺広場まで避難できました。

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避難場所では、全員の人数、負傷者の有無と程度、出火場所と初期消火完了をそれぞれ確認しました。

けが人に応急手当をして終了です。

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その後、たんぽぽAiに戻り、検証を行いました。
実際に行動することで、気付けたことが沢山ありました。

●119番通報時『火災通報要領』を見ながら伝えるとスムーズだったことから、事務所・活動部屋・廊下の各見やすい場所に手順を掲示することにしました。

●救急セットや個別連絡先を持ち出すのに時間を要したことから、活動部屋の棚の上(取り出しやすくかつ必ず誰かが気付ける位置)に常備し、即座に持ち出せるようにしました。

●子どもたちが安全に安心して避難できるために必要なことも確認しました。

・子どもたちが誰の指示を聞けばよいか明確にする。

・火災場所を見たくなる子どももいることを想定し、火災時は事務所とつながる扉の鍵を施錠する。

・先導者より子どもたちは前を歩かない、最後尾の誘導者は全体の状況を見ながら指示を出す。

・子どもたちが靴を履くのに時間を要する想定から、通報者が通報と同時に袋に子どもたちの靴を入れ持ち出し、避難後安全な場所で靴を履く。袋は下駄箱の上に常備する。

・1階に降りた時に周知役の職員がいることで安心した心の動きも感じ、職員全員が子どもの安心を図り声をかけ合い避難する。

検証と共に以上の対策を徹底していくことを話し合いました。

実際に避難訓練を行ってみることで、必要な改善策に気づき発見することができました。

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次回は地震を想定した避難訓練を行う予定にしています。

さまざまな状況を想定し備えることで、お子さんがより安心して通える場づくりを努めてまいります。