~ 第1回・第2回 ペアレントトレーニング ~

梅雨も明け、本格的な暑さになってきました!!暑い中、汗をかきながらも元気に登所して来る子どもたち!!^v^いつもパワフルな子どもたちに負けないようこの夏を乗り越えたいと思います!!!

 

さて、ペアレントトレーニングの第3回目が9月15日(木)に決定いたしました!!

 

第1回目・2回目の内容と様子を少しご紹介したいと思います。

 

~第1回目 5/27~

1回目は疑似体験を基に実際の子どもたちの日常などでの気付きの発見や困難さの体験をしました。

 

・言葉を使わずに、手や表情で伝えバースデー順に並びました!!

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言葉がつかえないもどかしさを体験・・

見事間違いなく順番に並べたことには驚きました!!すばらしかったです^^

 

・幼児視野体験眼鏡をかけて、平均棒を渡ったりしながら子どもたちの視野を体験しました。

子どもたちの視野は大人の(上下)90度に対して70度・大人の(左右、周囲)180度に対して120度の範囲しか見えていません。視力は5.6歳になるまでに少しずつ向上してきます。

普段子どもは「これくらいしか見えていないんだ」という実感をされた声がたくさん上がりました!!

 

・手と目の協応体験、鏡を見ながら迷路をしました。

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左右の混乱、カウントや、隣からの応援の焦りで、混乱するお母さん方が続出でした!!
応援も、時にはプレッシャーになる感覚も味わいました。

 

・運筆体験 軍手をしながら付箋やシール貼りをしました。

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なかなか剥がれず・・苦戦でした・・
頭ではわかっていても、思い通りに操作できないとあきらめたくなる気持ち、とてもよくわかりました。

 

・気持ちの体験では、2人で自己紹介をしました。聞き役の人は無表情・無言・うなずき禁止で聞くと・・

 

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聞き手は、自分の表現をしたくてもできない、ついうなずきたくなるけど我慢を強いられている、話し手は、聞いてくれているのか不安・・・思わず、終わった後には無表情に耐えられなくなり笑い声が聞こえていました^^

表現の仕方がわからなくて不適応行動をしてしまう子、衝動的に動くことで注意される子の気持ちに、ほんのちょっと近づけた時間でした。

 

・スライドをみながら、読みの体験(逆、かすむ、ゆらぐ、不規則など)や記憶体験(図形を覚えて書く)をしました。

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捉え方や学習スタイルによって違う、個人で違うということを知りました。

 

・最後にグループになり、疑似体験を通して子どもについてなどの話をしました。

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同じ境遇や共通点も発見し、お母さん方でアドバイスしたり励まし合ったり、意見交換の場ができ良かったです^^

 

 

 

~第2回 7/12~

2回目は、前回の振り返りを少ししてから、1回目参加の方々の宿題の成果発表をしました。

 

課題は「子どもたちの〈~かもしれない〉行動を考えてみる!」というものでした。

子どものある行動に対して、もしかしたら〇〇かな~?と想像から子どもの声に気づいていくという課題でした。

発表してくださった中に・・よくぶつかる→ それは「見えていないかもしれない(年齢的な視野の狭さ)」 前に男の子いるよと声をかけるようにするとぶつからなくなった

片付けの時に→ 目移りするものが多いから注意がそこにいってしまい途中でやめてしまう、環境に気づいて目移りするものを減らした

など、子どもたちの行動をよく観察し、たくさんの事に気づいていらっしゃいました。

 

大人が当たり前だと思うことが子どもにとっては大変なことや、頑張っているのに気付いてもらえないことが、〈~かもしれない〉ということから、子どもの思いや気持ちに寄り添ってみる、少しの声掛けや対応の工夫で、子どもたちのわかってもらえたという思いや、新しい発見にもつながります。

 

何か新しい発見があるかもしれない!とやってみようと思った時にゲーム感覚でやり続けてみると面白い発見がみつかるかもしれません^^

 

 

 

続いて・・・ワークショップ

親の思いを書いてもらい1人ずつ発表してもらいました。

『集中力をつけたい』『コミュニケーションをとって遊んでもらいたい』『使っているものを取らず同意を求めるようになってほしい』など、お子さんへの思いは様々でした。

今のお子さんの様子を各事業所の先生から聞き、今のお子さんの状態をもう一度見つめてもらい子どもの思いを書いてもらうということをしました。時間がぎりぎりになってしまい、子どもの思いと、見つめなおした後の親の思いの発表が、この場では出来なかったことが残念でしたが・・

お母さん方のお子さんへの思いがたくさん聴けて、みなさんと共有出来た貴重な時間となりました。

 

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ずっと話を聞いている息抜きにと・・ワークショップの途中に自分の気持ちを切り替えゲーム

♪あっちむいてほい(1分間)♪をしました^^

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1分間勝っても負けてもやりつ続けることが大事!!
勝ち負けにこだわるお子さんには効果的。
なぜなら、ゲームをし続けることによって、負けても怒っている暇がないんです。^^;
勝っても負けても最後まで続けたことを終わった後にお互いで承認し合ってゲーム終了!!
脳の活性化に繋がります!!
日一回日課にして毎日続けてみると、いいかもしれませんね。

 

お子さんとも是非楽しんでみてください^^

 

第3回、ご都合が合えば、是非ご参加お待ちしておりますm(_ _)m

 

 

 

最後に・・

7月後半の工作をご紹介したいと思います^^

動く“たこさん”です♪♪

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①ハサミを使って切り、足の形を作る

 

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②目を書く

 

③目と口のシールを貼る

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④輪っかにしてテープで貼り、取っ手をつける

 

☆ 完 成 ☆

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取っ手をもって頭を上下に動かすと足が開いたり閉じたりして動きます^^

ボールを上手につかもうとしています!!

手先の操作性や手と目の協応につながります!!はじめはぎこちない動きだった子どもたちもすぐにやり方をマスター!!!子どもたちはさすがです^v^