嬉しくもあり…寂しくもあり…

3月になり、ホワイトボードに貼っている季節のカードも“はる”になりました。

日中は暖かい日も増えてきましたが、まだ朝と夕方は寒いですね…。

そんな中、無事に卒園式を迎え、胸に花の飾りをつけてたんぽぽに来てくれる子も(*’▽’)

なんだかお兄さんに見え、嬉しくもあり、寂しくもあります。

 

4月から始まったこのメンバーでのムーブメントも残りわずかです…。

この日は、昔流行った“ツイスターゲーム”のように指示された色に手や足を置きます。

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この写真は“手は緑、足は青”ですね(*^-^*)

慣れてきたら指示を複雑に…

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“右手はピンク、左手黄色、足は赤”

 

こうして普段しない体勢をすることでボディイメージづくりができます。

 

 

そしてまたある日はしっぽ取り鬼ごっこです(*’▽’)

事前にルールを確認、「ルールは1つだけ、ハイハイでします!」

先生「たんぽぽのお部屋狭いよね?この人数で走ったらどうなる?」

子ども「ぶつかる」「こけてイタイイタイなる」

先生「なので走らずハイハイします」

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では「よーい、スカート」 ドテ

今度こそ「よーい、スケート」 も~(;´Д`)

「よーい、スタート」

 

ちょっとフェイントをするだけで、賑やかなたんぽぽが静まり返るくらい集中して耳を傾けてくれます。

そしてハイハイの動きは手のひら全体で体を支えていることがポイントです。

指先が丸くなっていると、手のひらが浮き手首で体重を支えてしまいます。

何気ないハイハイですが、手のひら全体を使うことは、手先の器用さの基本なのです。

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「はい、ストップ」「たくさんしっぽ取ったね^_^」

 

自由遊びの時間では…

やはり人気なのは電車

 

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こうしてつなげて…

走らせるのか…

と思ったら…

これはゴジラだそうです。

ゴジラのしっぽのようで、前の緑と赤の車で先生と戦いごっこ!

こうしておもちゃを介してお互いセリフをつけてやりとり遊びをします。

お友だちがいる時は橋渡しして、やりとりにつなげます。

直接的に話すことに自信が持てるよう、こうしておもちゃを介して会話する機会は

とっても貴重です(*´▽`*)

 

そしてこちらは完成した橋にご満悦☆

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子ども「ねぇ先生、橋作るから手伝って」

先生「先生今ビル作ってるからイヤ~」

子ども「じゃ10秒でビル壊すよ」

先生「イヤ~、壊さないで、まだ完成してない」

子ども「わかった!!じゃ20秒ね^_^」

おっと+10秒の猶予が与えられたが… まだここは折れないぞ… 心を鬼にして

先生「ビルが完成したら橋手伝うから待っててよ~」

子ども「わかった、じゃやっとくね」

ニッコリで納得してくれました。

 

大人が子どもと遊ぶ時、つい子どものペースに合わせてあげてしまいがちです。

しかし子ども同士で遊ぶ時、相手はそんなに思い通りに言うことを聞いてくれるでしょうか??

小学校へ行くと、今よりずっと子どもだけの世界がグングン広がっていきます。

親は家で子どもを見送り、迎えます。

本当に子ども同士で遊べるようになるために、大人も子ども役となり気持ちを伝え、譲り合いながら誰とでも気持ちよく遊べるようにしてあげたいですよね^_^

 

「さようなら」の挨拶が終わり帰る用意ができると…

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お母さんのお迎えを待っている間、最近流行っているのがドッチボール

子どもたち曰く、“顔面はセーフ”らしいです。

そんなルールあったな…と子ども時代を思い出しました(*^-^*)

自然と2人で遊んでいて、こんな時大人の仕事は見守りです。

見守りが増えると、これまた嬉しくもあり、寂しくもあり…

これが成長なのでしょうね(*^^*)