ワーキングメモリ

7月の支援会議でワーキングメモリとは?

というのを実践を踏まえてやりました。

 

ちなみに“ワーキングメモリ”とは、今自分がしていることを中断して他の作業を行い、終わってから再び元のしていたことに戻ること。

 

“ワーキングメモリを使う”とは、何かを記憶したり、行ったりした後に、余計なこと、別のことをして、また思い出すことです。

 

実践ではこんなことをやりました。お時間ありましたらぜひやってみてください。

まず、ばら ひかり 背中 まぐろ メガネ の5つの単語を1分見て記憶します。

その後、野菜の名前を10個書きます。 さらに昨日食べた夜ご飯を書きます。

どんな野菜を書きましたか? 珍しい野菜書いた人はいませんか?

など少し会話があり、始めに記憶した5つの単語を思い出しました。

どうでしょうか? 5つ言えたでしょうか?

 

このワーキングメモリを使う遊びをどのように普段の遊びに取り入れるか…

 

ムーブメントではこんなやり方で遊んでみました。

まずスタート位置で先生から1~3個の単語を聞き、記憶します。

子どもに合わせて、1個の子はりんごのような馴染みある単語。

2個の子は阪急、JRのようにその子が得意なものを入れてみたり…。

3個の子は、歯ブラシ、コップ、タオルなど関連しているもの、さらに難しくても大丈夫な子には、カニ、すいか、金魚すくい などバラバラな単語を。

記憶できたらスタートです。

まずはでこぼこ道を渡り…      先生と勝つまでじゃんけん…

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片足立ち10秒…

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さらに先生から「好きな〇〇は何ですか?」の質問に答え…

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ケンケンパッで戻ってきます。

 

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スタート位置まで戻ってきたら、記憶した単語を先生と確認します。

 

ポイントはその子それぞれに合わせて、簡単過ぎず、難し過ぎないこと。

なので1回目の結果を見て、2回目、3回目では記憶する数を足し引きしなくてはなりません。

そして記憶できなくても、ヒントを出したり、もう一度聞きに戻ってもいいことを伝えます。

間違っていても、「頑張ったね」と伝えます。

そして3個記憶したけど1個抜けてしまった子には何番目に伝えた単語が抜け落ちたか…なども見極めます。

 

時々このようなワーキングメモリを鍛える内容のムーブメントをやっています。

記憶した後にどんなことをするかによっても結果が変わりました。

例えば、前は2つ記憶できていた子でも、バランスに課題があり片足立ちのところで頑張り過ぎて1つしか記憶できなかった子もいました。

 

ワーキングメモリは私たちの日常生活や学習の基盤になっています。

今、テレビや書籍でもワーキングメモリを鍛える方法、脳トレなど色々情報は手に入りますよね。

でも意外にも、運動をすることもワーキングメモリを鍛えるためには重要なのです。

運動と言ってもハードなものではなく“たくさん歩くこと”でいいのです。

とは言え、今年の夏は特に暑いので、たくさん歩いたら倒れてしまいそうです(>_<)

プールなら行けるかな??

親子で脳の活性化、家族の健康維持で運動しましょう!

 

 

明日から…(#^^#)

 

 

書込み者:西見(nishimi)